ひよこ先生の算数教室【概数の計算】をわかりやすく解説
こんにちは、ひよこ先生です。
本日は、小学生の算数【概数の計算】について
わかりやすく解説したいと思います。
概数とは
小学校で学ぶ概数について、解説します。
難しく考えている子どもたちが多いようです。
概数はおよその数です。
簡単に考えていきましょう!
①四捨五入をマスターしよう!
概数で表すには、そのすぐ下の位に注目します。
0、1、2、3、4のときは切り捨て、
5、6、7、8、9のときは切り上げます。
この仕方を四捨五入といいますね。
0、1、2、3、4のときは切り捨て、5、6、7、8、9のときは切り上げる!
次の数を四捨五入で、千の位までの概数にせよ。
例題① 2268m
例題② 48625g
ここが重要!! 概数で表すには、そのすぐ下の位の数字に注目する!
今回の問題は千の位までの概数ですので、
千の位に色をつけますね。
例題① 2268m
例題② 48625g
そのすぐ下の位の数字を四捨五入すれば解答です!
例題①答え 約2000m
例題②答え 約49000g
答えに、約やおよそをつけるようにしてくださいね!
続いてこちら!
次の数を四捨五入で、上から2けたの概数にせよ。
例題③ 139578人
例題④ 5506489人
ここが重要!! 上から2けたの概数 = 上から2つ目まで求める!
この問題をわかりやすくすると・・・
例題③ 139578人
例題④ 5506489人
これでできそうですね!
例題③答え 約140000人
例題④答え 約5500000人
ここが重要!! 概数 = だいたいこれぐらいだよってことです!!
②概数の問題を解いてみよう!
では、実際に問題を解いてみましょう。
例題① 123,500円のパソコンと39,400円のデジカメを買いました。およそ何万何千円か。
ここが重要!! 概数にしてから計算をすること! そのまま計算してはダメです!
どこで四捨五入するかが大事なところですね。
問題をよく読むと、最後に書いてあります。
・・・・およそ何万何千円か。
この答えになるように考えると、千の位までの概数とわかりますね。
例題① 123,500円のパソコンと39,400円のデジカメを買いました。およそ何万何千円か。
例題①答え 124000+39000=163000 約16万3千円(163000円)
なんとなくわかってきましたか?
概数の計算は、四捨五入してから計算してくださいね。
たし算、ひき算、かけ算において、すべて同じ考えでOKです。
最後にわり算の問題です。
例題② 192人でバスを4台借りると、189,850円かかります。一人あたりのバス代はおよそいくらか。
ここが重要!! わられる数は上から2けた、わる数は上から1けたの概数で表す!
わり算の商は、上から1けただけ求める!!
例題② 192人でバスを4台借りると、189,850円かかります。一人あたりのバス代はおよそいくらか。
上記でも説明しましたが、
わられる数は上から2けた、わる数は上から1けたの概数で表します。
そして、
わり算の商は、上から1けただけ求めます!!
つまり、わり算は一度しかしません。
例題②答え 190000 ÷ 200 = 900 約900円
いかがでしたでしょうか。
難しいようですが、実は簡単な概数の計算でした。
ここが重要!! 概数 = だいたいこれぐらいだよってことです!!
概数は、およその数の計算になります。
気楽に”これぐらいだよ”って感じで計算できるとよいですね。
最後までありがとうございました。
次回をお楽しみに♫
ツイッターを始めました。
フォローをお願いします^^
#算数 #小学生 #概数 #がい数 #計算 #わかりやすい