2019年10月 国際

2019年10月 国際

 

 

10月30日

スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリ(Greta Thunberg)さん(16)が29日、環境問題への取り組みをたたえる賞の受賞を拒否し、地球温暖化対策を求める運動に必要なのは賞ではなく、権力者たちが科学に耳を傾け始めることだと述べた。

 

チリのピニェラ大統領は、11月に予定しているアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の開催を断念すると発表した。反政府デモや暴動が続いていることが理由。

10月27日

米国のトランプ大統領は27日午前(日本時間27日深夜)、ホワイトハウスで記者会見し、イスラム過激派組織「イスラム国」の指導者アブバクル・バグダーディ容疑者が米軍特殊部隊によるシリア北西部での軍事作戦で死亡したと発表した。「イスラム国」に同調する個人や過激派組織は世界各地に拡散しており、米国が2001年の同時テロ以降続けてきた対テロ戦争における重要な成果となる。

 

ベルギー連邦政府の閣僚会議は26日、欧州連合(EU)大統領に転出するミシェル首相の後任にソフィー・ウィルメス予算相(44)を指名した。国王による任命を経て近く就任する。5月の連邦議会下院選後に組閣が難航し、少数与党の暫定政府が続いているが、就任すればベルギー初の女性首相となる。

10月26日

全米自動車労働組合(UAW)は25日、自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)の米国工場でのストライキを終結したと発表した。期間は40日と1970年以降で最長。UAW執行部とGMが16日に結んだ暫定合意に、組合員の過半数が賛成した。労使関係は正常化し、生産が再開する。

10月25日

オーストラリアにある世界最大級の一枚岩「ウルル(Uluru)」(英語名「エアーズロック、Ayers Rock」)への登山が、25日夜から恒久的に禁止された。登山が最後に認められた同日には、閉鎖直前まで数百人の観光客がウルルに登った。

10月24日

トランプ米大統領は23日、ホワイトハウスで国民向けに演説し、トルコがシリアのクルド人勢力に対する軍事作戦を停止し、「恒久的な停戦」を受け入れたとして、トルコに対する制裁を解除すると表明した。

10月20日

イギリスのEU(=ヨーロッパ連合)からの離脱期限が今月末に迫る中、ジョンソン首相は19日、EUに期限の延期を申請した。

10月17日

欧州連合(EU)と英国は17日、EU離脱案の見直しをめぐる交渉で合意した。最大の懸案だった英領北アイルランドの国境管理問題で歩み寄り、妥協点を見いだした。EUは同日の首脳会議で、修正した新たな離脱案を承認した。

10月14日

ノーベル経済学賞(Nobel Prize in Economics)を、貧困に関する研究の業績で、インド出身の米国人アビジット・バナジー(Abhijit Banerjee)氏、フランス出身の米国人エスター・デュフロ(Esther Duflo)氏、米国人のマイケル・クレマー(Michael Kremer)氏に授与すると発表した。

10月13日

天皇が即位を国内外に宣言する「即位礼正殿の儀」(22日)に韓国政府代表として李洛淵(イ・ナクヨン)首相が出席することが決まった。

10月12日

米国防総省当局者は11日、声明を発表し、トルコ軍のシリア北部侵攻に絡み、シリア北部アインアルアラブ(クルド名コバニ)付近で同日、シリア駐留米軍が「トルコ側から砲撃にさらされた」と発表した。

10月11日

ノルウェーのノーベル賞委員会は11日、今年のノーベル平和賞を、エチオピアのアビー・アハメド首相(43)に授与すると発表した。隣国エリトリアとの国境紛争を終結させて関係正常化を実現するなど、「アフリカの角」と呼ばれる東アフリカ地域の安定化に尽力したことが評価された。

10月10日

スウェーデン・アカデミーは10日、2018年のノーベル文学賞をポーランド人作家のオルガ・トカルチュクさん(57)に、19年の同賞をオーストリア人作家のペーター・ハントケさん(76)に授与すると発表した。授賞式は12月10日、ストックホルムで行われる。賞金は各900万スウェーデンクローナ(約9800万円)。

10月7日

イラク内務省報道官は6日記者会見し、1日から拡大した反政府デモの死者が104人、負傷者が6千人以上に達したと発表した。死者のうち8人は治安部隊員としている。デモは首都バグダッドや同国多数派のイスラム教シーア派住民が多い南部で続いているもようで、死傷者は増える恐れがある。

10月6日

英スコットランドの首都エディンバラで5日、独立派が主催する20万人の大規模デモが行われた。英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット、Brexit)が数週間後に迫る中、スコットランドでは英国からの独立の是非を問う2度目の住民投票を求める声が高まっている。

 

パリ警視庁の庁舎で3日、職員のミカエル・アルポン容疑者(45)=死亡=が同僚の警察官らに切り付け、4人を殺害した事件で、フランスの検察のテロ対策部門は5日、記者会見し、同容疑者が「過激なイスラム思想に固執していた」と述べ、テロの可能性も視野に捜査を進めていることを明らかにした。

10月5日

香港政府は5日、暴力行為を抑えるためとして覆面禁止法を施行したが、街の中心部では反発した市民らがマスクをつけた状態で抗議活動を行っている。香港中心部では市民ら数千人が集まり、幹線道路をふさいでデモ行進を始めた。参加者らは警察による暴力的な取り締まりの独立した調査などを訴えているほか、5日に施行された覆面禁止法にも強く反発している。

 

欧州連合(EU)が東京電力福島第1原発事故を受けて続けている岩手、宮城両県産の水産物の輸入規制について、年内にも全て撤廃する方針を日本政府に伝えていたことが5日、分かった。

10月4日

欧州連合(EU)離脱を巡り混迷する英議会を風刺した作品だとして話題となった、正体不明の芸術家バンクシーの絵画が3日、ロンドンで競売にかけられ、約990万ポンド(約13億円)で落札された。バンクシーの作品では過去最高の落札額という。競売大手サザビーズが発表した。

 

イラク国内で反政府デモが連日行われ、カタールの衛星テレビ、アルジャジーラによると3日までに少なくとも31人が死亡した。国会選挙を受けて昨年10月にアブドルマハディ政権が発足して以来、最大規模のデモとなっている。

10月3日

北朝鮮の国防科学院が2日午前に東部・元山(ウォンサン)湾で新型の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)「北極星3型」の試験発射を行い、成功した、と報じた。北極星3型の発射が確認されたのは初めて。

10月1日

中華人民共和国建国70年となる国慶節(建国記念日)の1日、習近平国家主席(中国共産党総書記、中央軍事委員会主席)は天安門楼上で演説し、対中圧力を強めるトランプ米政権を念頭に「いかなる勢力も偉大な祖国の地位を揺り動かし、中国人民の歩みを妨げることはできない」と述べて米側を牽制した。

 

インドでは例年に比べ長引いている雨期(モンスーン)により先月30日までの3日間に激しい大雨が降り、当局の30日の発表によると約100人が死亡した。豪雨で道路が冠水し、病室や家屋が浸水している。

 

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