2021年12月 一般(国内・国際)
12月31日
政府は、海上自衛隊の潜水艦に、地上の目標も攻撃可能な国産の長射程巡航ミサイルを搭載する方向で検討に入りました。
南アフリカは30日、新型コロナウイルスのオミクロン変異株の拡散による感染拡大第4波はピークを過ぎたとして、深夜から午前4時までの外出禁止令を解除しました。
12月30日
日本、オーストラリア両政府が日豪安全保障共同宣言の改定を検討していることが分かりました。現行宣言は北朝鮮の核・ミサイルとテロに対する安保協力が中心で、中国の脅威への対応には触れておらず、宣言を改定して中国に対する協力強化を前面に掲げる予定です。
南米エクアドルが28日までに環太平洋連携協定(TPP)への加盟を正式に申請しました。原油やバナナ、コーヒー豆などの輸出拡大を狙います。
12月29日
安倍晋三元首相の後援会が「桜を見る会」の前日に開いた夕食会の費用を安倍氏側が補塡した問題で、東京地検特捜部は28日、公職選挙法違反と政治資金規正法違反の疑いで告発された安倍氏について、再び不起訴処分とし発表しました。
2021年、“総書記”に就任した金正恩氏。金総書記は12月30日で最高指導者となって、10年の節目を迎えます。
12月28日
末松信介文部科学相は27日、国公立・私立大の個別入試について、新型コロナウイルス変異株「オミクロン株」感染者の濃厚接触者でも、無症状であれば別室で受験を認めると明らかにしました。
来年、北京オリンピックを控える中国ではおよそ1年9か月ぶりに新型コロナの症状のある新規感染者が200人を超えました。
12月27日
法務省は、懲役と禁錮の両刑を一元化して「拘禁刑」を創設するため、刑法などを改正する関連法案を来年の通常国会に提出する方針を固めました。
ボニー・ジェンキンス米国務次官は26日までに、バイデン政権が策定中の新核戦略指針「核体制の見直し(NPR)」で、核兵器の役割縮小に向けた「宣言」を検討していると明らかにしました。
12月26日
LGBTなど性的少数者の権利を守る取り組みについて国内主要100社にアンケートしたところ、「差別禁止の明文化」が8割を超えました。
ウイグル自治区トップの陳全国共産党委員会書記が退任し、後任に広東省副書記などを務めた馬興瑞氏が就いたと報じられました。
12月25日
24日に閣議決定した2022年度予算案に、政府開発援助(ODA)の「無償資金協力」が前年度当初比1億円増の1633億円盛り込まれました。
韓国政府は24日、収監中の朴槿恵前大統領を特別赦免すると発表しました。
12月24日
新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の市中感染が広がりを見せつつあり、京都府で経路不明の感染者1人が初めて判明しました。大阪府では22日の国内初確認の一家3人に続き1人の市中感染が分かり、両府で計5人となりました。
香港大学は23日、天安門事件の犠牲者を追悼する記念像を構内から撤去したと認めました。
12月23日
上皇さまは23日、米寿となる88歳の誕生日を迎えられました。
アメリカのバイデン政権は、感染が拡大する新型コロナウイルスのオミクロン株への新たな対策として、自宅で使える簡易検査キット5億個を国民に無料で配布することなどを発表しました。
12月22日
東京電力は21日、福島第一原発で準備を進める処理水の海洋放出について、新設する設備の設計や海底トンネルの掘削計画などをまとめた計画書を原子力規制委員会に提出しました。
韓国の朴正熙(パク・チョンヒ)元大統領の次女で朴槿恵(パク・クネ)前大統領の妹、朴槿リョン(パク・クンリョン)氏が、来年3月の大統領選への出馬を表明しました。
台湾は21日、韓国が台湾の唐鳳政務委員を会合に招待して講演を予定しながら、「両岸関係」を理由に中止したことを受けて、韓国に抗議したと発表しました。
12月21日
国会議員に支給される文書通信交通滞在費(文通費)のあり方にかかわる歳費法について、与党は20日の臨時国会での法改正を見送りました。
世界経済フォーラム(WEF)は来月スイスのダボスで開催予定だった年次総会を延期すると発表しました。新型コロナウイルスのオミクロン変異株の感染がスイスと世界で拡大しているためです。
12月20日
総務省は、NHKの受信料引き下げに向けた放送法改正案を来年1月の通常国会に提出します。NHKに対し、積み立てた剰余金を受信料の値下げに充てることを義務付ける内容。
フィリピンを通過した台風22号により、各地で洪水や建物に被害がでて、これまでに100人を超える死者が確認されています。
12月19日
18日、全国で発表された新型コロナの感染者が、1か月ぶりに200人を超えました。
アフガニスタンのイスラム主義組織タリバン暫定政権は18日、パスポート(旅券)の発給を首都カブールの旅券事務所で19日から再開すると発表しました。
12月18日
政府は、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」への水際対策について、年末までの期限を当面、延長する方針を固めました。具体的には、すべての国と地域からの外国人の新規入国を原則停止します。
英国の中央銀行、イングランド銀行(BOE)は16日、政策金利を現在の0・1%から0・15%引き上げ、0・25%にすると発表しました。新型コロナウイルス危機後に利上げに踏み切るのは、日米欧の主要中銀では初めてです。
12月17日
岸田首相は17日朝、首相公邸でアメリカファイザー社のブーラCEOと初めて電話会談を行い、ワクチン供給の前倒しなどについて協力を要請しました。
G7の保健相会合が行われ、新型コロナの変異ウイルス「オミクロン株」について「世界の保健分野における最大の脅威」との考えで一致しました。
12月16日
15日新型コロナのオミクロン株について、国内で新たに15人の感染が確認されました。全員空港検疫で陽性と判明。
ハイチ第2の都市カパイシアンで14日朝、ガソリンを積んだタンクローリーが爆発し、地元当局によると少なくとも62人が死亡しました。
12月15日
建設業の受注実態を表す国の基幹統計の調査で、国土交通省が建設業者から提出された受注実績のデータを無断で書き換えていたことがわかりました。建設業の受注状況が8年前から実態より過大になっており、統計法違反に当たる恐れがあります。
ブルガリアで、新しい首相に若手起業家のキリル・ペトコフ氏(41)が就任しました。同国は今年4月以降3度も総選挙があり、政治的混乱が続いていたが、ペトコフ氏率いる新党と他3党が連立に合意しました。
12月14日
一年の世相を表す「今年の漢字」に「金」が選ばれ、京都市東山区の清水寺で13日、日本漢字能力検定協会が発表しました。「金」が選ばれたのは2000年、12年、16年に続き4回目。
韓国の洪楠基経済副首相兼企画財政相は13日、対外経済関係の閣僚会議で、環太平洋連携協定(TPP)への加盟申請の手続きを開始すると明らかにしました。
12月13日
国会ではきょうから予算委員会が始まります。岸田総理にとって就任後初めての本格論戦となります。
英中部リバプールでの先進7カ国(G7)外相会合は12日、2日間の討議を終え閉幕しました。民主主義や国際秩序の擁護を訴え、ウクライナ侵攻が懸念されるロシアや、威圧的な経済政策を推進する中国に自制を警告、抑止へ連携する方針を確認しました。
12月12日
自民党の西村康稔新型コロナウイルス感染症対策本部長は12日のNHK番組で、政府が18歳以下を対象に実施する10万円相当の給付について、自治体の判断で全額現金とすることや一括支給を認めるべきだとの考えを示しました。
アメリカ中南部で10日夜から11日未明にかけて相次いで発生した竜巻による死者は、100人を超えるとみられています。
12月11日
政府は、来年2月からの北京冬季五輪パラリンピックに閣僚など政府高官の派遣を見送る方向で調整に入りました。東京五輪パラリンピック大会組織委員会の橋本聖子会長らの出席にとどめる予定です。
バイデン米政権は10日、中国による新疆ウイグル自治区での人権侵害に関与したとして、中国のベンチャー企業「商湯科技(センスタイムグループ)」への米証券投資を禁止すると発表しました。
12月10日
厚生労働省は、子どもの難聴を生後すぐに発見して親子の支援につなげるため、全ての新生児への聴覚検査を目標とする基本方針案をまとめました。
米国防総省は9日、過激派組織「イスラム国」(IS)掃討作戦でイラクに駐留する米軍が戦闘任務を同日までに終了したと明らかにしました。イラク治安部隊がISとの戦いを率いる能力を身につけたとしています。
12月9日
皇后雅子さまは9日、58歳の誕生日を迎えられ、宮内庁を通じて文書で感想を公表しました。長女愛子さまが成年行事を終えたことへの安堵の思いとともに、「さまざまな思い出が思い起こされて感慨深く思う」と母親としての心境をつづりました。
日本の民間人として初めてISS(=国際宇宙ステーション)に滞在する、実業家の前澤友作さんがISSに到着しました。
ドイツの連邦議会で8日、中道左派の社会民主党のショルツ氏が首相に選出されました。新政権の発足に伴い16年にわたりドイツを率いたメルケル首相は退任することになります。
12月8日
大学入試センターは7日、来年1月に実施される大学入学共通テストの確定出願者数は前回から4878人減って53万367人と発表しました。来春に高校などを卒業見込みの現役生のうち、共通テストに出願した割合は45.1%で、前身の大学入試センター試験を通じて過去最高となりました。
米ニューヨーク市のデブラシオ市長は6日、民間企業の新型コロナウイルスワクチン接種義務化を発令すると発表しました。
12月7日
気候変動予測の道を開き、今年のノーベル物理学賞に決まった真鍋淑郎(しゅくろう)米プリンストン大上席研究員らを表彰する式典が、ワシントンの米科学アカデミーで開かれました。真鍋さんはスウェーデンのカリン・オロフスドッター駐米大使から同賞のメダルと賞状が授与されました。
ミャンマー国軍が首都ネピドーに設置した特別法廷は6日、社会不安をあおった罪などの2件で、国家顧問兼外相だったアウンサンスーチー氏に禁錮4年の判決を言い渡しました。
12月6日
読売新聞社が3~5日に実施した全国世論調査で、全世界からの外国人の新規入国を停止したことについて聞くと「評価する」が89%に達し、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」に対する政府の水際対策は高い支持を集めました。
米保健当局は4日、南部ルイジアナ州ニューオーリンズに5日帰港するクルーズ船の乗客乗員10人が新型コロナウイルスに感染していることが判明したと発表しました。
12月5日
千葉県は5日、同県市川市の宮内庁新浜鴨場で、鳥インフルエンザが確認されたと発表しました。飼育しているアイガモとアヒル計約330羽の殺処分を進めます。
インドネシア国家防災庁などによると、4日午後3時20分ごろ、インドネシアのジャワ島東部のスメル山が噴火し、1人が死亡、約50人がけがをしました。噴火後には火山灰が空を覆い、溶岩が流れ出る様子も確認されています。
12月4日
自民党は3日、文書通信交通滞在費(文通費)の日割り支給を可能にする歳費法改正案について、6日召集の臨時国会での成立を見送る方針を固めました。
世界保健機関(WHO)は3日、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」に関連した死亡例の報告は今のところないと発表しました。
12月3日
岸田総理は、10月の衆院選で落選した石原伸晃氏を内閣官房の参与に任命する方針を固めました。国内外から観光客を誘致する「観光立国」を担当する予定です。
石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟の産油国でつくる「OPECプラス」は2日、来年1月の生産規模を巡る閣僚級会合を開き、協調減産の幅を日量40万バレル縮小すると決めました。
12月2日
宮内庁は新型コロナウイルス禍を考慮し、来年の新年一般参賀の中止を決めました。中止は2年連続で、天皇陛下による国民に向けたビデオメッセージを検討しています。
米疾病対策センター(CDC)は1日、米国内で初となる新型コロナウイルス変異株「オミクロン株」の感染者がカリフォルニア州で確認されたと発表しました。
12月1日
天皇、皇后両陛下の長女愛子さまは1日、20歳の誕生日を迎えられ、成年皇族の仲間入りをしました。
ナミビアから成田空港に到着した30代男性が30日、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」に感染していたことが分かりました。国内で確認されたのは初めてです。