ひよこ先生の算数教室【約数・公約数】をわかりやすく解説
こんにちは、ひよこ先生です。
本日は、小学生の算数【約数・公約数】について
わかりやすく解説したいと思います。
約数とは
小学校で学ぶ約数について、解説します。
約数とは、ある整数に対してそれを割り切ることのできる整数のことです。
例えば、6という数字があります。
この6を割ることができる整数を探します。
小数や分数はダメですよ。
次の整数の中で考えると、
1、2、3、4、5、6、7、8 ・・・・
赤い数字の1、2、3、6、が6を割り切ることが出来ます。
つまり、
6の約数 → 1、2、3、6 となります。
ここが重要! 約数とは、その整数を割り切ることのできるすべての整数!
次の整数の約数をすべて書け。
例題① 3
例題② 16
例題③ 36
例題①答え 1、3
例題②答え 1、2、4、8、16
例題③答え 1、2、3、4、6、9、12、18、36
一つ一つ考えれば、出来ますよね?
よくある間違いとして、答えが抜けてしまいます。
そんなときは、ペアを意識してください。
ペアとは、
1、2、3、4、6、9、12、18、36
1と36、2と18、3と12、4と9、6と6です。
ペア同士を掛けると、問題の数字36になります。
これが出来れば、ミスも減りますね^^
約数を考えるときはペアを意識する!!
公約数を考えよう!
公約数とは、共通の約数のことです。
上記の約数が解れば楽勝です。
例えば、10と12の公約数を考えてみましょう。
10の約数は、1、2、5、10
12の約数は、1、2、3、4、6、12となります。
共通の数字を探すと・・・
10の約数は、1、2、5、10
12の約数は、1、2、3、4、6、12
となりますので、
10と12の公約数は、1、2となります。
そして、このとき最大の約数を最大公約数といいます。
今回の場合は、2ですね!
それでは、問題です。
次の数の最大公約数と公約数を求めよ。
例題① 6と12
例題② 14と21
例題③ 51と68
例題③はちょっと難しいです。
頑張ってくださいね!
例題①答え 最大公約数:6、 約数:1、2、3、6
例題②答え 最大公約数:7 約数:1、7
例題③答え 最大公約数:17 約数:1、17
出来ましたか?
少しコツをお伝えしておきますね。
よーく答えを見てみると気づくかもしれませんが、
2つの数の約数は、最大公約数の約数と同じになります!
つまり、最大公約数が解れば、その約数が答えとなります。
例題① 6と12
こちらの問題ですと、最大公約数が6
公約数は、6の約数になるので、
1、2、3、6となります。
かなり簡単に出来ますが、
最大公約数を間違えると、
すべて✖になってしまいますので、
そこは注意してくださいね。
例題③ですが、51の約数は覚えておいてください。
51の約数 → 1、3、17、51です。
51は素数に見えるので要注意です。
いかがでしたでしょうか。
約数と公約数は少し練習が必要ですが、
すぐに出来るようになります。
それでは、次回をお楽しみに♫
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