ひよこ先生の算数教室【割合・百分率】をわかりやすく解説
こんにちは、ひよこ先生です。
本日は、小学生の算数【割合・百分率】について
わかりやすく解説したいと思います。
割合とは
小学校5年生で最もつまずく単元と言っても過言ではない割合です。
実はすごく簡単なのですが、
残念ながら嫌われがちな単元なのです・・・
割合は、くらべる量 ÷ もとにする量 で求められます。
もとにする量を基準として何倍になるかを考えればよいのです!
それでは、例題です。
例題① 500は100の何倍か。
例題② 50は200の何倍か。
解答①
この場合、100をもとにして、500がどのくらいかということです。
つまり、500 ÷ 100 = 5 となるわけです。
答えは、5倍ということですね。
大切なことは、割合の基準は1ということです。
くらべる量が、もとにする量より大きければ、1より大きくなり、
1より小さければ、1より小さくなるのは覚えておいてください。
解答②
こちらは200をもとにして考えますので、
50 ÷ 200 = 0.25
0.25倍が正解となります。
50は200より小さいので、1より小さい答えとなります!
百分率とは
先ほどの割合を%(パーセント)を使って表したものになります。
たとえば、0.1倍なら10%、0.5倍なら50%となります。
100倍すれば、百分率になりますね。
例題③ 次の割合を百分率で表せ。
⑴ 0.2 ⑵ 0.15 ⑶ 0.856 ⑷ 1
解答③
⑴ 20% ⑵ 15% ⑶ 85.6% ⑷ 100%
ここで大切なことは、100%=1ということです。
最後に文章問題です。
例題④ 1000円の30%はいくらか。
例題⑤ 3000円の20%引きはいくらか。
解答④
30%は割合で表すと、0.3倍です。
つまり、
1000円の0.3倍はいくらか。
という意味になります。
これなら大丈夫ですよね。
1000 × 0.3 =300
300円が正解となります。
百分率が苦手な方は、30%をそのまま計算してしまいます。
百分率は、割合(小数)にしてから計算すること!
これが大事です。
それでは最後です。
解答⑤
3000円の20%引きはいくらか。
20%引きというのは、言うまでもないですが、安くなります。
先程も書きましたが、
全体は1=100%ですので、ここから20%を引きます。
つまり、
3000円の80%はいくらか。
という意味になります。
これなら先ほどの問題と同じですね。
3000 × 0.8 =2400
2400円が正解となります。
如何でしたでしょうか。
嫌われがちな割合・百分率ですが、
少し考え方が変わったでしょうか。
基本が解れば、中学生の方程式なども解けるようになります。
是非、参考にしてみてください。
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